肌のバリア機能

2021年04月14日

肌のバリア機能とは、

肌の表面にある角質層が、外部からの刺激や異物の侵入から肌を守ったり、

身体の内側に蓄えている水分が逃げないようにする大切な役割のことを言います。

バリア機能は、本来どんな方でも持っている機能ですが、

生活環境やストレス、普段のケア方法によっても差がでてきてしまいます。

バリア機能が低下すると、

ちょっとした刺激にも肌が反応してしまい、炎症を引き起こしてしまいます。

さらにその炎症が悪化すると、肌老化の原因にも。。

そんなバリア機能ですが、肌のうるおいがしっかりと保たれていることで正常に機能します。
【3大保湿因子】

●アミノ酸を主成分にする「天然保湿因子」

●セラミドなどを主成分にする「細胞間脂質」

●肌の一番外側を覆う天然のクリーム「皮脂膜」


この3つがバランスよく整っていると、

バリア機能が正常に働き、美肌のためのベースとなります。

またバリア機能を正常に保つポイントとして、

❶摩擦に気をつける

❷紫外線ケア

❸日常生活の見直し

❶特に要注意なのは「クレンジング」です。

クレンジング剤や洗顔料に使われている界面活性剤の中には、

メイクだけでなくお肌のバリア機能までも低下させてしまう可能性も。

日本人は特に、クレンジング剤よりも栄養を与える美容液やクリームにどうしても重視してしまう傾向があるようです。

確かに、私も数年前まではその一員だったと思います。

でも不思議と、クレンジングに興味を持ち、ただメイクを落とすという役割だけでなく、

スキンケアの「ファーストステップ」(土台作り)と意識を変えることで、

肌トラブルが減っていきました。

それは、今までゴシゴシとメイクとともにバリア機能までも落としてしまっていたせいかもしれません。

ニキビ、シミ、シワ、たるみ、くすみ、

肌のトラブルに繋がるバリア機能を自ら低下させてしまうことのないように気をつけることで、

年齢を重ねても若々しい肌を保ちます!!

少しでも日々のスキンケアの参考になれば幸いです。